雨の多いハワイ島東側にはレインボー滝のほかにもう1つ有名な滝があります。
それはアカカ滝。
↓レインボー滝を知りたい方はこちら↓
1934年にヘレン・パーカーが発表したハワイアンソング『アカカ・フォールズ』は、まさにこのアカカ滝のこと。
フラソングとして今でも歌い継がれています。
今回はその滝に行ってみました。
場所
ヒロの街から車で約30分、海岸線を走る19号線から220号線に入り、山へ向かって車を走らせると目的地アカカフォールズ州立公園に到着。
駐車場には普通車が20台ほど停められ、トイレもあります。
駐車料金は、駐車場内に停めると1台$5、ゲート外の路肩に停めると1人$1。
滝へ向かう入口にある自動支払機で支払います。
私がアカカ滝に到着したのは午後5時前。
駐車料金を払おうと自動支払機へ向かうと、1人の男性が支払機でゴソゴソしていました。
財布を持って支払機へ近づくと、その男性が「お金はいらないよ」と言い、
「ここの駐車場はもう閉めちゃうから、あそこのゲートより向こうに車を停めてきて。」と指示されました。
後でその男性が乗った車を見ると、どうやら公園の管理事務所の方だったようで、自動支払機のお金を回収し、ゲートを閉めて帰るところでした。
ゲートが閉まってもその横から人の出入りはできるので、車をゲートの外の道路の脇に駐車し直しました。
そんなわけで、結局駐車料金$5は支払いませんでした。
散策は反時計回りがおススメ
アカカ滝がコースに含まれるオプショナルツアーはいくつかあり私も参加したことがありますが、入口から時計回りに進みメインの滝のみ見て帰るので、滞在時間は10分くらいです。
ですが、それはもったいない!
レンタカーを利用して行く方は、ぜひ反時計回りに歩いてみてください。
1周20~30分ほどでハワイ島の他の地域とはまた違った景色を楽しめますよ!
カフナ滝
散策コースを反時計回りに約5分進むとカフナ滝が見えます。
先ほどの看板でこのカフナ滝は300ft=約90mと書かれていますが、滝の全体が見えないのでそれだけの長さがあるかわかりませんね…。
「カフナ」はハワイ語で「神官」を表すそうですが、その名前のイメージとは対照的に穏やかな滝でした。
滝以外も楽しめる
この散策コースでは雨の多いハワイ島東側ならではの動植物に出会えます。
散策コースを歩いていると鳥のような鳴き声がずっと聞こえていて、でも鳥にしては鳴き声が近いんです。
その正体はカエル。
コッキー・フロッグは体長2cmほどと小さいのに鳴き声は騒音レベル。
ヒロの街で早朝に私の目を覚ましたカエルと同じです。
↓その記事がこちら↓
残念ながら鳴いているコッキー・フロッグを見つけることはできませんでしたが、ぜひ周りを見ながら散策コースを歩いてみてくださいね。
ついにアカカ滝発見!
散策コースを歩き始めて約20分、ついにアカカ滝に到着!
この日は雨が降りもやがかかっていたので滝の全体像を見ることはできませんでしたが、幻想的な滝の姿を見ることができました。
「アカカ」という名前は、この滝へ向かう途中にあるホノムの村に住んでいた男性の名前に由来しています。
妻の留守中に愛人と密会したアカカは、自分の服の香りを辿って密会に気づき「戻ってほしい」と叫んだ妻の声を聞きました。アカカは自分の行いを恥じて崖の上から身を投げ、アカカの死を知った妻の涙が崖を伝って滝になったという伝説が残されています。
浮気や不倫は昔から語り継がれる話なのですね…^^;
ちなみに、私は2009年3月にもアカカ滝に来ました。
その時の写真がこちら↓
お天気のいい午前中に来ると虹のかかったアカカ滝が見られるそうです。
見られた方はラッキーですね!
途中にあるホノムにも立ち寄ろう!
アカカ・フォールズ州立公園へ行く途中に、伝説のアカカが住んでいたホノムの街があります。
ここにあるMr. Ed's Bakery(ミスター・エドズベーカリー)にはハワイの果物や名産品を使った美味しいジャムがたくさん!
お土産に最適ですよ!
アカカ滝はホノカアの街からだと車で約45分。
ワイピオ渓谷からヒロの街へ、またはその逆のコースで立ち寄れる場所にあります。
その前後にはホノムの街で一休みもGOOD!
ぜひ足を運んでみてくださいね!
※上記は全て2019年4月時点の情報ですので、ご旅行の際は最新情報をご確認ください。
↓アカカ滝とホノムへはヒロ宿泊が便利!↓