ハワイ島の東側にあるヒロは、ハワイ諸島ではホノルルに次いで2番目に大きいと言われる街。
ハワイ島の行政機関が集まり、観光地というよりは地元のロコたちが多く住む場所です。
そんなロコたちが暮らす街に、世界からたくさんの人たちが集まるフェスティバルがあるのをご存じですか?
メリー・モナーク・フェスティバルって?
メリー・モナーク・フェスティバルは、ハワイ島のヒロの街で開催される世界最大のフラダンスの祭典です。
フラダンスを嗜む方にとって、メリー・モナーク・フェスティバルは憧れの舞台と聞きます。
また、ロコたちにとってはハワイの風物詩のようで、夕食に訪れたレストランでは大きなテレビが特設され、お客さんだけでなく従業員みんながテレビに釘付けでした。
日本人にとっての紅白歌合戦に近いかもしれませんね。
メリー・モナーク・フェスティバルは、毎年春のイースターから1週間にわたり開催されます。
イースターは「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日 」なので、毎年日にちが変動します。
つまり、メリー・モナーク・フェスティバルの開催も毎年時期が異なるので、4月の遅い時期になった場合、日本のゴールデンウイーク時期と重なる場合があります。
私がハワイ島に行ったのは、まさにこの重なった時期でした。
ホテルは満室
ヒロにはいくつかホテルがありますが、メリー・モナーク・フェスティバル開催期間は世界中から*1ヒロの街に観光客が集まります。
ですから、メリー・モナーク・フェスティバル開催期間中のヒロのホテルはほとんど満室で最も価格が高くなります。
私は閑散期に泊まったことはありませんが、他の方のブログを参考にするとおよそ2.5倍の値段でした。
↑私はエクスペディアでヒロのホテルを予約しました↑
お店が早じまいするなんて…
全てのお店ではありませんが、ヒロ周辺では通常営業時間よりも早く閉店する店があります。
これは、私がヒロ近郊にあるスムージーの有名店What's Shakin'に行ったときのこと。
↓What's Shakin'の場所はこちら↓
雑誌やネットで営業時間は午後5時までと書かれていたので、間に合うよう午後4時前に行きました。
しかし「今日はもう店じまいだからココナッツジュースしか出せないよ~」と言われました。
これを手渡されたとき、
「そこにあるゴミ箱に捨ててね~」
と言われ、数分後には従業員全員が帰ってしまいました。
楽しみにしていたスムージーは飲めないし、異国の地でポツンと取り残されるしで寂しい空気が流れました…。
私のような失敗がないよう、メリー・モナーク・フェスティバル開催時期にヒロの街を訪れる際は、お店が開店しているかどうか・閉店時間をチェックしてくださいね。
ファーマーズ・マーケットは開催している
ヒロといえば毎週水・土曜日に開催されるファーマーズ・マーケットが有名です。
メリー・モナーク・フェスティバル期間中の土曜日に行われるパレードはヒロ・ファーマーズ・マーケットの目の前の道路が使われるので、その日にファーマーズ・マーケットがあるのかな…と心配していたのですが、こちらは通常通り営業していました。
ただし、メリー・モナーク・パレードが行われる土曜午前は大幅な交通規制が実施されます。
この日は渋滞がひどく、駐車場が早い時間から満車だったり、そもそも利用できなかったりしますので注意が必要です。
フラやハワイアンクラフトに興味のある方はGO!
旅行計画中にメリー・モナーク・フェスティバル開催時期と重なることを知り、なかなかない機会なので大会期間中にヒロに宿泊することにしました。
メリー・モナーク・フェスティバルのチケットはとても入手困難なので、もし実際に会場でフラを見たい方は旅行会社を通じて申し込むのが一番です。
私は過去に1日ツアーでヒロの街を駆け足で訪れたことがあるのですが、その時とメリー・モナーク・フェスティバルの時期とは印象が全然違いました。
土曜日のパレードではハワイらしさが感じられますし、大会近くの会場やヒロのホテルでは下記の写真のようなクラフトフェアもやっていますので、ハワイならではのお土産を買うことができます。
ハワイといえばカラッとした暑さの印象ですが、ヒロはまた違ったハワイらしさを感じられる街。
1日ツアーではもったいないので、ぜひ1泊してヒロの街の魅力を直接感じてくださいね!
※上記は全て2019年4月時点の情報ですので、ご旅行の際は最新情報をご確認ください。
*1:特に日本が多いそうです