ハワイ島を訪れる多くの日本人が訪れる観光地の1つ、キラウエア火山。
多くの人はツアーやレンタカーを利用し日帰りで行くと思います。
ですが今回私はボルケーノで1泊することにしました。
公園内にはホテルが1つある
実は、キラウエア火山国立公園内にはボルケーノ・ハウスというホテルがあり、ホテルからハレマウマウ火口を見渡すことができます。
このホテルでは、以前は夜になると火口から噴き出す赤い溶岩を眺められました。
しかし、2019年8月現在、ハレマウマウ火口では赤い溶岩を見ることはできません。
※上記の看板のとおり、2019年8月現在、公園内だけでなくハワイ島全域で赤くドロドロとした溶岩が見られる場所はありません。
ボルケーノ・ハウスの宿泊料金はおよそ1泊2万円から。
火口の見える部屋になると1泊3~4万円ほどになります。
なかなかのお値段ですね。
ボルケーノ・ハウスでなくてもボルケーノに泊まれる!
キラウエア火山周辺にある宿泊施設はボルケーノ・ハウスだけではありません。
公園入口から車で約10分のところにボルケーノ・ビレッジがあります。
ボルケーノ・ビレッジはいわゆる別荘地。
画家などのアーティストが多く住んでいると言われ、エクスペディアやBooking.comなどの宿泊予約サイトにコテージがいくつも登録されています。
中にはボルケーノ・ハウスと変わらない値段のコテージもありますが、きれいで広いうえに値段がお手ごろで、1泊だけではもったいないほどのコテージがたくさんあります。
ボルケーノ・ビレッジ
ボルケーノ・ビレッジは標高1200mの場所にあります。
日本では群馬県の草津温泉とほぼ同じ標高で、長野県軽井沢よりも高い場所にあります。*1
標高が100m上がると気温は約0.6℃下がるので、
カイルア・コナが24℃のとき、ボルケーノ・ビレッジは約17℃。
夜になるともっと気温は下がるので、カーディガンだけでは寒さをしのげなくなります。
ですから、ボルケーノ・ビレッジにあるコテージのほとんどに暖炉が設置されています。
そして、ボルケーノ・ビレッジの辺りは雨が多く、曇りがちで湿気の多い場所。
コテージの周りにはシダ植物が多く生息しています。
だからこそボルケーノに泊まってほしい
肌寒い。雨が多い。曇りがち。
多くの人がイメージするハワイとボルケーノはかけ離れているので、せっかくハワイに来ているのにそこに泊まるのはなぁ…と思う方がいるかもしれません。
だけど、世界にある13ある気候帯のうち11あるというハワイ島だからこそ感じられる気候で、
キラウエア火山にすぐアクセスできるので1日ツアーでは回りきれない場所へも行くことができ、
こんなに広く素敵なお部屋でのんびりと過ごすことができるボルケーノ。
ぜひ宿泊先の候補に入れてみてくださいね!
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*1:軽井沢の標高は約1000m