【2023年現在エアアジアは日本⇔ホノルル間で就航していないため、こちらは参考記事としてお読みください】
2019年夏休みのハワイ旅行で、私は初めてエアアジアのプレミアムフラットベッドに乗りました。
今回はその様子をご紹介します。
↓エアアジアのエコノミーを利用した復路についてはこちら↓
エアアジアなら仕事・学校終わりでハワイへ行ける!
今回私がエアアジアを選んだ理由は、第一にチケット代の安さで、次に出発時間。
エアアジアのホノルル線は23~24時の間に関空を出発するので、日本からホノルルへ向かう便の中で最終に近い時間です。
↓日本とハワイを結ぶ路線の出発時間はこちらの記事内の表をチェック↓
日本からハワイへ向かう便は19~21時台が多く、それらの便に間に合うには仕事を早退するか午後半休が必要です。
そして、ハワイに到着する時間は午前8~10時台。
ホテルのチェックインにはまだ早い時間で、仮にチェックインできても今度は睡魔との闘い。
ここでしっかり寝てしまい、旅行中ずっと時差ぼけに悩まされる方も少なくありません。
これがエアアジアなら、
旅行1日目は、関西在住なら定時まで仕事をして、あるいは学校が終わってから関空へ向かっても間に合います。
そして、ホノルルに正午過ぎに到着し、入国審査や荷物のピックアップを済ませたらチェックインに近い時間になります。
運が良ければチェックイン前に部屋へ入れてくれるホテルがあるかもしれません。
チェックインしてから眠くなっても、何とか夕方までは乗り切り、その日は早めに寝ると翌日は朝早くからスムーズに行動できますよ!
料金はフルキャリアのプレミアムエコノミーと同じくらい
エアアジアのプレミアムフラットベッドは最安値で約7万円。
これはフルキャリア航空会社のプレミアムエコノミーと同じくらいの価格。
プレミアムと名前がついてもエコノミーなので横にはなれません。
この違いはとても大きいです。
ただし、エアアジアのプレミアムフラットベッドは残席数や時期によって値段が大きく変わります。
夏休みやGW・年末年始は特に大きく変わり、片道30万円近くすることも。
また、下記の記事で書いたように、予約変更をすると追加料金が多く発生する場合もあります↓
これらの場合、フルキャリア航空会社のビジネスとほぼ値段が変わらないか、高くなることもあるので注意が必要です。
往路搭乗レポート
では、往路の搭乗レポートに行きます!
関空でのチェックイン
私が関空に到着したのは出発3時間半前。
エアアジアではチェックインが出発時間の3時間前からなので、余裕を持って早めに行きました。
まずレンタルwifiを受け取り、夕食を済ませ、出発時間の2時間半前にチェックインカウンターへ。
すると、エアアジアのカウンター付近はチェックインを待つ長蛇の列が。
ざっと40人くらいはいました。
プレミアムフラットベッド利用者は優先チェックインできる
エアアジアのプレミアムフラットベッドはフルキャリアのビジネスクラスにあたり、専用レーンで優先的にチェックインができます。
なお、関空のチェックインカウンターで復路の搭乗券と宿泊先のわかるものの提示が求められますので、事前にプリントアウトするかアプリをダウンロードしておいた方が安心です。
また、チェックインの際はチケットに印字された座席を必ず確認してくださいね。
(なぜ確認すべきか、詳細はこちらの記事参照↓)
搭乗口までは早めの行動がベター
チェックイン手続は約10分で終わり、すぐ手荷物検査場に入って出国審査もスムーズだったので、免税店エリアには2時間前には入っていました。
ところで、関空ではこの免税店エリアからほとんどの搭乗口へはさらにモノレールに乗って移動するので、プラス10~15分ほどかかります。
免税店で買い物をしたり出国エリア内でシャワーを利用する方は時間にご注意ください。
出国審査後に洗顔や歯みがきをする方は、搭乗口近くのお手洗いを利用する方が慌てずにすむかも。
もし早めに搭乗口へ着いてしまったら、マッサージチェアを利用して搭乗前に体をほぐすのがおススメ。
また、私は足のむくみ対策として機内では着圧ソックスを愛用しています。
機内は冷房が効いていることが多いので、保温性の高いものが特におススメです。
エアアジアのフラットベッドはこれだ!
ついにエアアジアの機内へ。
2019年8月時点でエアアジアのホノルル線にはプレミアムフラットベッドが12席あり、
その全座席にミネラルウォーターが1本置いてありました。
エアアジアのフラットベッドはこの写真のように175°の角度に倒れます。
こちらは座席を倒した時の枕元。
座席には枕があるし、175°はほぼ水平なのでとても寝やすかったです。
足下はこうなっています。
足を伸ばすと前の座席の下の部分に足を入れるようになっています。
足を入れても空間はあるので狭苦しさはありません。
また、エアアジアから配布された赤のブランケットは広くて大きいので、身長165cmの私の体を1枚で体を覆うことができたし、寒さも感じませんでした。
シートを起こした状態の足下はこちら。
下に置いた私の化粧ポーチが見えてしまうほど十分な広さです。
座席のリクライニングの調整は手元のリモコンでします。
灯りは頭の近くで操作できます。
座席の手すりの下に少しスペースがあるので、ペットボトル1本や雑誌を収納することができます。
フラットベッドにはタブレット利用料が含まれているので借りてみました。
しかし、ほぼ寝ていたので利用せず、到着の1時間ほど前に回収されたので、結局電源も入れずに返却しました。
機内食はフラットベッドもエコノミーも同じ
プレミアムフラットベッドには機内食1食分が含まれていて、メニューはエコノミーと同じです。
提供するタイミングをCAさんから聞かれたと書いている方をネットで見ましたが、私が利用した時はCAさんから特に何も聞かれず、到着前に「今から機内食をお出しするので」と起こされ、シートを起こすと機内食が運ばれました。
ネガティブな意見で申し訳ありませんが、もしエアアジアのホノルル線で機内食を注文するなら、この日本式弁当は食べない方がいいです。
とにかく全てが冷たくて、魚も米も「さっきまで冷凍だったよね?」レベルの冷たさ。
元々飛行機の中は寒いのに、この機内食を食べたら体の芯から冷えてしまう、そのくらい冷たいです。
チキン照り焼きとカレーは温かくちょうどいい量だったので、選ぶならそちらをおススメします。
飲み物はミネラルウォーターかコーヒーを選ぶことができ、食事と同時にサーブされます。
コーヒーは多分インスタントだろうな…という味と濃さ。
ハワイに着いたら美味しいコーヒーが飲めるので、ミネラルウォーターの方がいいと思います。
プレミアムフラットベッド利用の感想
機内食はワンプレートで選択できる飲み物がミネラルウォーターとコーヒーしかない、
日本の航空会社のCAさんと比べるとホスピタリティに欠ける、
などなどサービスが充実しているとは言えないのが本音。
しかし、それをLCCに求めるのはちょっと酷かな、と私は思います。
それよりも、特に往路のハワイで一番大事なことはとにかく寝ること。
疲れを最小限にし、できるだけ機内で休息が取れる座席を選ぶことが何より大事です。
実際、私は今回の往路のフライトでは途中で目覚めることなく5時間はしっかり寝られました。
175°といっても感覚的にはほぼ水平なので普通に横になって寝ているのと同じ。
ハワイ到着後に全く時差ボケがなかったのは、まさに機内での過ごし方。
旅行の充実度が変わりますよ~!
ハワイに行くなら充実したバス路線を持つLeaLeaトロリーバスが利用できるHISが安心で便利♪
ぜひこちらで検索してみてください↓↓↓