以前に比べてLCC（格安航空会社）を利用する機会が増えましたね。
LCCは自分で必要なものを選択できる反面、フルキャリア*1と同じように考えてはダメだなと反省した点も多くありました。
今回は私の失敗談をもとにLCCを利用する際の注意事項をご紹介します。
LCCなら格安で飛行機に乗れる
LCCはもともと安いチケット代で飛行機に乗れるのに、さらに年に数回キャンペーンを実施しているので、そのときにチケットを購入すると超格安で飛行機に乗ることができます。
例えば、ジェットスターが2019年11月15日から実施した片道90円キャンペーンは驚き価格でした。
ジェットスター、国内線片道90円の「ビックリ栗くりセール」11月15日18時発売 - トラベル Watch
また、エアアジアでは2019年6～7月にホノルル便が片道17,900円で販売されていたこともありました。
エアアジアのホノルル線が2周年を迎えました — AirAsia Newsroom
キャンペーン価格は閑散期に設定されていることが多いですが、飛行機代金とは思えない金額ですね。
そして、LCCでは往復割引はありません。
フルキャリアでは片道で乗ると往復料金とさほど金額が変わらない場合がありますが、LCCでは単純に往復金額の半額なので、片道でも安く利用できます。
【重要】LCCは注意点が多い
エアアジアに代表されるLCCは料金が安いのが最大の魅力ですが、注意点があります。
＜注意その1＞受託手荷物や機内食は全て別料金
LCCではいくつかの運賃タイプがあります。
- 基本運賃
- プレミアムフレックス
- プレミアムフラットベッド
の3種類があります。
このうち、基本運賃に含まれているのは機内持ち込み荷物7kgのみで、この重さをオーバーした場合追加料金がかかります。
また、スーツケースなどの受託手荷物や機内食、座席指定料金などは別料金（オプション）になります。
このオプション料金は、予約時の申込より当日空港で支払う方が高くなる場合がほとんどです。
さらに、オプションごとの内容によっても金額が変わります。
例えば、
- 受託手荷物は重くなるほど高くなる
- 機内食は内容によって金額が違う
といった違いがありますので、予約するときはよく検討されることをおススメします。
＜注意その2＞チケット代は返金されない
多くのLCCではチケット代は返金されません（参考としてエアアジアの公式ホームページ参照）。
ですから「行けるかどうかわからないけど安いからとりあえず押さえとこ～！」と思った方は、一旦立ち止まって考えることをおススメします。
＜注意その3＞予約変更で追加料金がかなりかかる場合がある
先ほど注意その1で挙げたエアアジアの関空－ホノルル線の3種類の料金のうち、
プレミアムフレックスとプレミアムフラットベッドでは無料で予約日時を変更することができます。*2
ただし、この「無料」は予約の日時変更をするための手数料がかからないという意味です。
手数料の詳細は下記のエアアジア公式ホームページの「料金および手数料」をご覧ください。
つまり、変更前と変更後の航空料金の差額は支払う必要があります。
そして、これが日にちによってはかなり高くなるんです。
私が予約日の変更をした際、変更後の差額料金が変更前の倍近くの値段になりました。
しかも、変更前の予約日は繁忙期で、変更後の予約日は繁忙期を少し過ぎた時期でした。
web上の新規予約では空席もあり（実際搭乗しても往路復路ともに空席はありました） 、むしろ変更前の方が売り切れ日でした。
正直なところ、これならもう少しお金を出せばフルキャリアに乗れたかもしれません。
ですので、たとえプレミアムフレックスやプレミアムフラットベッドの料金プランにしていも、予約変更はできるだけしない方がベターです。
＜注意その4＞なぜか座席指定が外れていた
私はエアアジアのHPから直接予約を入れたのですが、なぜか1名分のみ座席指定をしたのに外れてしまっていました。
そのことに往路の搭乗時まで気づかず、機内で座席を確認して初めて1人だけ離れた場所にチェックイン時に座席指定されていたことを知りました。
幸い空席があったので並び席にできましたが、これが満席だったら…と思うとぞっとします。
復路も外れてしまっていたので何度も座席指定しましたが、これも何度も外れていました。
毎日確認してようやく復路の3日前くらいにちゃんと座席指定されていましたが、本当に困りました。。。
予約後も出発日までこまめに予約内容を確認しましょう（自戒）。
LCCは旅行会社のパッケージツアーで利用した方がいいかも
今回私は仕事の都合で日程変更を余儀なくされ、そのための追加料金がかなりかかりました。
また、座席指定が外れていた件では本当に肝を冷やしましたし、そう考えるとLCCを利用するときは旅行会社のパッケージツアーを利用した方が安心だなと思いました。
旅行会社のパッケージツアー経由でLCCを利用した場合、旅行会社によって異なりますが、受託手荷物料金や機内食・アメニティが含まれていることが多いです。
また、時期によりますが日程変更に柔軟に対応してもらえることが多いですし、トータルで考えると最終的には値段がそこまで変わらないのでは、とさえ思います。
仕事や余暇を自由に組める方は別として、旅行に行く時期が限られていて日程変更の可能性がある方は、ぜひ旅行会社のパッケージツアーも利用候補に入れてほしいです。
特にHISのパッケージツアーではエアアジアの利用プランがあり、ホテルの選択肢も多く、HIS利用者のみ利用できるLeaLeaトロリーバスの路線がとても充実しているのでイチオシです。
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